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    アスコルビン酸リン酸(日本語版) 
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(3)美白

美白( Whitening)

日本等の限られた地域では日焼けによるそばかす等を防止する目的で既に化粧品原料として使用されており、皮膚刺激等の有害症例も無くその安全性も十分に確認されている。
APMはビタミンC源ということもあり消費者のイメージがよく,身近で理解しやすい化粧品原料である.


日本におけるAPMの化粧品



日本等の一部の地域ではAPMは既に化粧品に添加されている。日本のほとんどの大手メーカーの主力商品にAPMが添加された商品群がありAPMが添加された化粧品のマーケットサイズは少なくとも日本国内だけで約5億ドルあると推定される。

日本では,主に日焼けにより発生したシミ、そばかすの防止の目的で添加されているが,ビタミンCの健康的でフレッシュなイメージが広範な消費者層に既に形成されており,難しい理論なしにAPMの効果が理解されていると考えられる。

APMはClone M3 melanoma cellのメラニン色素を白色化させる



Whitening effect of APM on Melanoma cell.

APMのUV照射障害に対する効果は、APMに期待される新しい効果であり,UVの問題がクローズアップされるにつれAPM化粧品のマーケットは拡大していくと推定される。ビタミンC誘導体は数多く存在するが,皮膚から吸収され,活性が高く,安定で,水溶性である物質は,APM以外に今の所無い。

日本ではAPMは、医薬部外品で3%の添加が必要であり,主にエッセンスタイプの高級化粧品に配合されている。現在、ローション,エッセンス,クリーム、ミルク、ムース,パック,マスク,シャンプー,リンス等の使用前例があるほかヘアトニック,バス用エッセンス等にも開発が行われている。

APMの紫外線照射傷害についての有効性が確認されたのは最近のことであるが、今後日本はもちろんのこと中国、アジアの化粧品市場において有望な新化粧品原料となると考えられる。
(4)コラーゲン合成

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