・細胞内エンリッチング |
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アスコルビン酸リン酸塩はヒトの皮膚から経皮呼吸され主に基底層においてフォスファターゼの作用により徐々にビタミンCへ変換され皮膚細胞に対し持続的なエンリッチング効果をおよぼすことが警告されています。
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・イオン導入による経皮呼吸促進 |
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イオン導入により通常外用に比較し倍以上経皮呼吸性が高まることが確認されました。
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・ラジカル消去 |
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アスコルビン酸リン酸が紫外線、塩素や過酸化脂質等より発生した活性酸素や、ラジカルを消去しこれらによる細胞死を抑制することが報告されています。
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・コラーゲン合成 |
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皮膚組織の主要タンパクであるコラーゲンの合成を外用のアスコルビン酸リン酸が促進します。コラーゲン合成遺伝子の活性化にも関与していることが報告されています。
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・細胞外マトリックス構築と組織誘導 |
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アスコルビン酸リン酸は皮膚のコラーゲン合成を促進するだけでなく多種のムコ多糖類の産生に関与し細胞外マトリクス構築を助け最終的に組織誘導することが報告されています。
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・テロメア遺伝子短縮化抑制 |
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細胞の寿命の長さをコントロールするといわれるテロメア遺伝子の短縮化を抑制し細胞寿命を延長し細胞分裂回数を増加させ老化を抑制させる作用があることが報告されています。
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・ガン転移抑制 |
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黒色色素細胞癌転移を強力に抑制させる作用があることが判明しました。
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・アクネ抑制 |
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最近の研究でアクネはアクネ菌が産生するコプロポルフィリンによるラジカルにより悪化するという説があります。アスコルビン酸リン酸はラジカルを消去し皮脂分泌の抑制効果もありアクネに対し効果的であることが報告されています。
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・毛穴の縮小 |
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アスコルビン酸リン酸は皮膚の毛穴を縮小させ皮膚のキメを整える作用があることが報告されています。
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・メラニン抑制 |
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アスコルビン酸リン酸は基底層で持続的にビタミンCに変換されるため、メラニン生成抑制効果と共に紫外線で生まれるラジカルを消去します。従って本来紫外線の防御のために産生されるメラニンが抑制されても紫外線から皮膚を守ることができるのです。
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